なかなかブログを更新しておらずすみません。次にフレンドスターのグローバルマーケティングについてDavid Jones氏の講演を取り上げてみました。
David氏はグローバルなソーシャルネットワークに関するマーケティングの説明を行った。フレンドスターを使うユーザーは友人や家族とのコミュニケーション、自己表現、デート、エンターテイメント目的で使っており、Facebook, MySpace, Hi5,Orkut, Beboなど他の巨大SNSなどと殆どユーザーが被っていないようだ。月間の平均訪問件数はアジア地域ではCyWorldについで2位で3位がOrkut,4位がFacebookと続く。携帯でも2008年より使えるようになり月間15億のページビューを誇る。
User Engagement in Asia Pacific - Minutes Per Month Per Visitor
1位 CyWorld 222
2位 Friendster 210
3位 Orkut 178
4位 Facebook 133
1ヶ月の平均ユーザーの訪問者の分数
source: comScore Media Metrix, worldwide data, October 2008
又、グローバルテレコム社のGCASHという御財布サービスを使い御互いにお金を送金しあったら各種支払を済ませることも可能だ。特にフィリピンにおいてはフレンドスターは最大のSNSで月1300万人のユニークな訪問者がいる。これはフィリピンのインターネット人口の90%だ。

彼等のソーシャルネットワークはメディアのプラットフォームになっており、多くのアーチストやセレブが参加している。
又、フレンドスターではDeveloper Programを用意しており2000アプリが現在備わっており、ユーザーの75%が少なくとも1アプリを導入している。(平均は4アプリらしい。)
尚、企業がSNS上でマーケティングを行う際にユーザーが下記の要素を重視している事も忘れてはならないとも述べていた。
1)自己表現
2)発見
3)つながり
現在の若者は昔の若者と違いより多くの情報をオンライン上で公開することを重視する。
SNS上でキャンペーンを打つ際に重要になることは
1)過去の古い考え方を変えること
2)個人ではなくコミュニティに集中すること
3)ユーザーが刺激を受け話題になるようなクリエイティブな商品を提供すること
4)コミュニティには関係者を必ず参加させること
5)情報を共有したり世界に広める者に対し賞賛したり、報酬を与えるような仕組みを用意しておくこと
フレンドスターでは2008年にはNike, Sony, Levi's, HPなど数々の大手ブランド企業が参加している。

Dasaniの事例
最後にまとめとして非常に面白いことを述べていた。下記、ビデオにも掲載させて頂いたが、2003年にはSNSはただの流行と言われていた。今は流行を通り越して世界中に根づいている。2005年にはSNSは大きくならないと言われた。今は巨大なSNSが次々と成功している。2007年には人々は自分の買った物の情報を友達と共有したがると言われていた。現実はどうだろう?確かに一部は選別した上で情報を共有したがる。
その後、2008年にSNSはお金にならないとも言われた。一部は儲かっている、他はどうか?楽しみにして見ていて欲しいとのこと。
マイスペース、フレンドスターどちらも実に素晴らしい講演だった。次回以降は順不同でXING、コカコーラ、BMW、British Airway等々を取り上げてみたい。